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今日、改めて強く思うこと

こんにちは 香瑛住研の野口です

 

今日は

10年前の今日のことを振り返って。

長文になります。

 

2011年3月11日 午後2時46分

 

偶然福島県郡山市のある製材所で今までに感じたことのない激しい揺れに飲み込まれました。

そのまま工場が倒れるのではないか、歩くことも、身を隠すこともままならない恐怖。

揺れが収まるまでの間、何も考える事ができませんでした。

 

ようやく我に返り、非難するときに見た景色は、家づくりに携わるものとして一生忘れられません。

 

そこに住む家族が積み重ねてきた、すべての思い出が瓦礫の山になる。そこにいたはずの人達が、いなくなる。

 

人と思い出を守るという家の大切な役割は、地震の前から意識してきました。

 

神戸や能登半島地震の現場研究から、基礎の改良をすぐに行い、素材の産地なども考慮した強度の違いを意識した仕入れを行い、木造の欠点だった接合部の弱さを克服する工法を取り入れ、「これで最高」と高をくくることなく改良し続けています。

 

地震の前と後で、私の行うことはかわりません。今まで通り、より良い家を作るために、こつこつと改良を続ける。

 

人は、耐震が大切だからと、鉄の箱に住むわけにはいきません。

いつあるか分からない地震に恐怖する毎日でもいけない。

 

家は、生活を楽しむ場所です。その場所をつくる重責を負うのが、工務店。

 

「こんな家がつくれるなんて思わなかった!」「こんなところまで考えて家づくりをしているんだ!」

 

生涯、いい選択をした、いい家が出来たと喜んでいただきたい。

 

※2012年12月1日発刊 「La fermeという家」巻末より

 

 

あの時

私がやっている仕事の意義を 強く 強く 実感しました。

 

5年後の2016年4月に発生した、熊本地震で傾いた建物も現地でみました。

傾いた家を前に、地盤補強をしっかりしていたら傾かなかったのではないか。

もっと出来る対策があったのではないか。

 

これからも起こるであろう大地震。

その時、大切な住まいが傾くことなく、

崩れることなく

大切な家族の命が奪われることのない

耐震性にすぐれた安心安全な住まいづくり。

 

『制震ダンパー』を設置し強い揺れを吸収する仕組みをつくったり、

パートナー企業と連携して材料のズレやナットの締め具合といった細かいところまで徹底的に検査をしたりして、、、

安心安全な住まいづくりには、ゴールはありません。

 

私たちは、見えるところはもちろん見えないところにも強くこだわってお仕事をさせていただいています。

 

あの日から10年経った今日

改めて

工務店の仕事は命に関わる重責を担っていることを強く思う。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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